盗撮の示談金相場は10~100万円!適正な金額の早期解決法を紹介

示談金の相場
弁護士 若林翔
2024年03月07日更新

「盗撮事件の示談金はいくらが相場?」

「示談金は支払うが、できれば少しでも安く済ませたい」

自分の未来や家族を守るため、盗撮事件を示談金で解決したいと考えたものの、盗撮の場合の示談金相場がわからず、調べている中で本記事へたどり着いたのではないでしょうか。

結論から言うと、盗撮の示談金相場は、10〜100万円の価格帯になるケースが多い傾向です。

盗撮における示談金の相場

ただし、注意しなければならないのは、あくまでも被害者の同意が得られればの話だということです。

被害者が受ける精神的苦痛の程度には個人差があり、最終的な金額は被害者が許してくれるかどうかで決まります

特に、販売・拡散などの悪質性が高いケースでは、高額な示談金になる傾向があるため、相場通りにいかないことも少なくありません。

また、自分で示談交渉をしようとしても、被害者にとっては加害者とやり取りするのは抵抗があり、「許せない」という気持ちから、示談条件や交渉自体を受け入れてもらえないこともあります。

そこで本記事では、盗撮事件における示談金の相場や示談金が高くなるケース、示談金でスムーズに解決するための方法について、詳しく解説します。

「盗撮 後日逮捕」の記事を読むと分かること

相場通りの示談金で盗撮事件を解決するためにすべきことや、1円でも示談金を安く済ませる方法についても紹介しているので、

「示談金で解決したいが、相場以上の金額は払いたくない」

このように考える人は、今すぐ盗撮の示談金相場を下げるための行動を取りましょう。

 

盗撮における示談金の相場は10万円~100万円

冒頭でもお伝えした通り、盗撮の示談金相場は、10〜100万円です。

金額に幅があるのは、相手があなたの反省に納得し、許してくれるかどうかで決まるからです。

弊所グラディアトルの過去実績では、盗撮の示談金相場は「40~60万円」の価格帯が多いですが、中には1000万円を超える金額で示談となったケースがあります。

  • ・路上でスカートの中を盗撮  15万円
  • ・職場の更衣室(下着姿)盗撮 60万円
  • ・電車内でスカートの中を盗撮 20万円
  • ・清掃会社職員が契約先のトイレを盗撮 1200万円

 

また、同じ「店内でスカートの中を盗撮したケース」でも、

  • ・ケースA :30万円
  • ・ケースB :100万円

 

相手の心情の違いで、約3倍以上もの差がつく結果となっています。

誠心誠意の謝罪により、被害者本人やその家族が納得し、金銭的な保証が比較的軽く済めば、15〜30万円程度で済むケースもありますが、具体的な金額はケースバイケースです。

 

盗撮における示談金の相場が高くなるケース

盗撮を示談金で解決する場合、高額な示談金を請求される可能性があるのか、気になりますよね。

盗撮の示談金は、個別の事案で変わるとはいえ、次に当てはまる場合、示談金が高額になりやすい傾向です。

  • ・再犯
  • ・被害者が未成年
  • ・加害者側の社会的地位が高い
  • ・盗撮行為が悪質
    (撮ったデータをインターネットでばら撒く、数ヶ月にも及んで盗撮行為を繰り返した など)

盗撮による被害の程度や精神的苦痛が大きい場合は、示談成立のハードルが上がりやすく、示談金も高くなる傾向があります。

 

盗撮の示談金が相場よりも高くなってしまった事例2つ

実際に、盗撮における示談金が相場よりも高くなったケースをご紹介します。

盗撮 示談金 高くなったケース

上記ケースに該当しないか、確認しましょう。

 

性行為中に隠し撮りした場合|示談金100万円

性行為中を隠し撮りし、示談金100万円で示談成立となったケースがあります。

たとえ個人的に楽しむことが目的であっても、悪質性が高いと判断される可能性があり、相手の同意がなかった場合は、精神的な苦痛への賠償として高額な示談金になりやすい傾向があります。

 

盗撮画像や動画をDVDで販売した場合|示談金600万円

公衆浴場の女性用更衣室や浴場の盗撮に加え、その画像や動画をDVDに焼き、販売したケースでは、示談金600万円で示談となっています。

制作されたDVDはインターネット上で販売され、加害者は多額の利益を得ていました。

DVDは広告出稿もされており、被害者は第三者から好奇の目で見られているのではないかという不安から生活にも支障が出て、最終的にはリストカットするほど強いストレスを感じてしまった状況です。
DVDは商業目的で販売されていることから違法性が高く、被害者の精神的な被害も甚大であることから、販売されたDVDと被害者の状況を総合的に考慮し、示談金600万円が相当となりました。

参考:大阪地判平成21年3月27日

 

相場に合った示談金で盗撮事件を解決したいときは弁護士へ相談すべき

「できれば示談にお金をかけたくない。自分でも示談交渉できるものなのかな。」

このように考えている人がいるかもしれませんが、ここまでお話ししてきた通り、盗撮における示談金は、相場通りにいかないことも多く見られます。

被害者が加害者であるあなたに連絡先を教えないケースもあり、示談交渉自体ができないこともあるため、示談金で解決したいのであれば弁護士へ相談するのがおすすめです。

弁護士へ相談することで、次のようなメリットが期待できます。

相場にあった示談金で盗撮事件を解決したい時は弁護士へ

1円でも安く、相場にあった示談金で盗撮事件を解決したいと考えるのであれば、弁護士へ相談しましょう。

 

適正額で示談が成立しやすい

弁護士へ依頼することで、各事案の状況にあった適正額で示談を成立させやすくなります。

弁護士は、これまでの交渉におけるノウハウを活かし、感情的になっている被害者に対して粘り強く交渉し、常識的な範囲の条件で示談成立できるよう働きかけてくれるからです。

示談金は当事者で決められますが、相手が受けた精神的苦痛や被害に見合った金額を提示しなければ納得してもらえません。

一方で、被害者側から「示談したいなら高額な示談金を支払え」と不当な金額の示談金を要求される可能性もあります。

そのような場面で、冷静に判断し、あなたが支払える範囲の条件で示談成立させるためにも、弁護士に間に立ってもらい、交渉を進めてもらいましょう。

 

スムーズな示談交渉で早期解決が期待できる

弁護士へ依頼することで、スムーズに示談交渉ができ、早期解決で不起訴を獲得できる可能性が高くなります。

当事者同士で示談交渉をしようとしても、刑事事件の場合、被害者の連絡先すらわからないケースは往々にしてあります。なぜなら、被害者としては加害者に連絡先を教えたくないからです。

あなたとしては、深く反省し、相手に対して謝罪した気持ちだと思います。

しかし、加害者側が示談交渉を申し出たところで、あなたに対して警戒心があるので、同意してもらいにくく、示談交渉すらできないケースも少なくありません。

スムーズな示談交渉のためには、中立な立場で相手にも寄り添い、交渉してくれる弁護士のサポートが不可欠です。

適切な対応と示談交渉でスムーズに解決したいと考えるのでれば、弁護士へご相談ください。

 

あなたにとって不利な内容を回避し不備のない示談書で解決できる

弁護士へ依頼すれば、あなたにとって不利な条件での示談にならないよう交渉し、示談書にまとめて解決できる可能性があります。

示談書は、今後の訴訟や追加の示談金要求などのトラブルを防ぐために欠かせませんが、 漏れのない示談条件で締結しなければ意味がありません。

弁護士へ依頼すれば、刑事事件の示談交渉に加え、今後起こり得る民事訴訟も考慮した条件で交渉し、示談書を作成してくれます。

今後のトラブルを未然に防ぎ、終局的な解決を目指すのであれば、弁護士へ相談して、不備のない示談書までを作成してもらうようにしましょう。

 

盗撮の示談金交渉を弁護士に依頼した場合の費用相場は50〜100万円前後

いざ弁護士へ相談しようと思っても、弁護士費用が気になって行動できない人もいるでしょう。

盗撮の示談交渉を弁護士へ依頼した場合の弁護士費用の相場は、ケースバイケースですが、示談金とは別に50〜100万円前後の費用がかかります。

 

【弁護士費用の内訳】

盗撮にかかる弁護士費用

すでに逮捕・身柄を勾留されているような場合、逮捕・身柄を勾留されていないケースよりも費用は高くなる傾向です。

高額ではありますが、起訴されて前科がついてしまうことを考えれば、必要なコストと言えるでしょう。

 

理想的な解決を実現するためには弁護士選びが重要

盗撮の示談金に加え、弁護士費用も必要となると、「弁護士費用重視」で弁護士を選んでしまう人がいるかもしれませんが、金額だけで安易に選ぶのはおすすめしません

弁護士の経験によって対応に差がつきやすく、弁護士事務所によって提供しているサービスも異なるからです。

盗撮の示談で理想の弁護士の選び方

盗撮における示談は、シチュエーションや被害状況などで示談金は大きく変わってきます。

また、盗撮による逮捕は突然です。逮捕・勾留を阻止するためには、素早く対処し、早期釈放に向けて関係機関に働きかけてもらわなければなりません。

そのため、「逮捕されてしまうかもしれない」と思ったとき、すぐに相談できる体制が整っている弁護士事務所を選ぶことも重要なポイントと言えます。

少しでも示談金を安くしたいと考えるのであれば、盗撮事件を担当し、解決してきた実績がある弁護士へ相談するようにしましょう。

盗撮に強い弁護士の選び方の詳細は、以下の記事もご参照ください。

盗撮がバレたら弁護士に依頼!メリットと盗撮に強い弁護士の探し方

 

盗撮トラブルを示談金の相場で解決したいのであればグラディアトルへ

弁護士 盗撮 逮捕

もしあなたが盗撮事件を相場にあった示談金で解決したいと考えているのであれば、ぜひグラディアトル法律事務所を頼ってください。

私たちは、盗撮を含め、痴漢や傷害などの刑事事件を数多く担当してきました。

加害者に寄り添いながら、被害者へも配慮した対応で示談を成立させ、不起訴を獲得してきた実績があるからです。

グラディアトル法律事務所をおすすめする理由は、他にもあります。

盗撮トラブルを示談金の相場で解決したいならグラディアトル法律事務所へ

被害者の立場を利用した不当な示談金を請求されるトラブルを防ぎ、相場にあった金額での解決をお手伝いします。

 

盗撮トラブルに強く相場にあった示談金での解決が期待できる

私たちにご依頼いただければ、常識的な示談金と条件での解決が期待できます。

盗撮トラブルに対する実績が多く、あなたのケースにおける適切な示談金がどの程度になるかは、これまでの経験や実績をもとに素早く判断できるためです。

「もし盗撮がバレたら、どれくらいの示談金が必要になるのだろう。」

このようなライトな相談も可能です。初回相談無料なので、不安な気持ちで過ごしているのであれば、まずはお気軽にご相談ください。

あなたと一緒にベストな解決方針を模索し、相場に合った示談金での解決をサポートいたします。

 

警察と連携して逮捕や起訴のリスクを最小限に抑える

グラディアトル法律事務所へご相談いただければ、示談金での解決と並行して、警察とも連携し、逮捕や起訴のリスクを最小限に抑えられるよう尽力します。

被害者に対しても、恐怖心や警戒心、怒りの感情などを丁寧にフォローし、あらゆる角度からアプローチをかけて示談による解決へ導きます。

 

24時間メールや電話受付ができて夜間の依頼相談もできる

グラディアトル法律事務所では、24時間メールや電話で受付を行なっており、一般的な法律事務所が営業していない早朝や夜間でも依頼相談ができます。

弊所は東京と大阪に事務所があり、スケジュール次第では最短翌日の対応も可能です。

盗撮事件においては、勾留が決まるまで最大72時間しかありません。

スムーズかつスピード感のある対応が求められるため、お急ぎの場合には、グラディアトル法律事務所を頼ってください。

24時間受付電話番号

 

盗撮の示談金相場におけるQ&A

示談金 相場 疑問

最後に、盗撮事件の示談金相場における疑問・質問にお答えします。

 

相場よりも高額な示談金になったが分割払いできる?

【ANSER】一括払いが一般的だが、当事者同士が納得すれば分割払いできるケースもある

示談金の支払いは、まとめて支払うケースが多いですが、相場よりも高額で一括での支払いが難しい場合、被害者の合意が得られれば、分割払いも可能です。

 

自首をすれば示談金は相場よりも安くなる?

【ANSER】自首をしても示談金が相場よりも安くなるとは限らない

自首をしたところで、示談金が相場よりも安くなる可能性は低いでしょう。
何度もお話しした通り、示談金の相場はありますが、あくまでも目安であって、実際の金額は被害者が許してくれるかどうかで変わるからです。ただし、

「事実を包み隠さず話した」
「反省している」

このような姿勢は、被害者と交渉するときに有利に働く可能性があります。弁護士の交渉次第で安くできる可能性があるため、ぜひ私たち弁護士へお任せください。

 

まとめ

盗撮の示談金は、10〜100万円の相場帯になるケースが多いですが、被害者の同意が得られなければ、高額な示談金で解決せざるを得ないこともあります。

盗撮の示談金が高くなってしまった事例

このように悪質性が高いようなケースは、相場よりも示談金が高くなる傾向があります。

ただし、示談金の相場はあくまでも目安です。実際には、被害者があなたのことを許してくれるかどうかで金額が大きく変わってきます。

そのため、相場に合った価格帯の示談金で盗撮事件を解決したいのであれば、弁護士にサポートしてもらい、不当な示談金を支払うことなく、1円でも安い示談金での解決を目指しましょう。

 

弁護士 若林翔

弁護士法人グラディアトル法律事務所代表弁護士。 東京弁護士会所属(登録番号:50133) 男女トラブルや詐欺、消費者被害、誹謗中傷など多岐にわたる分野を手掛けるとともに、顧問弁護士として風俗やキャバクラ、ホストクラブなど、ナイトビジネスの健全化に助力している。

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