「名誉毀損で訴えられた…人生が壊れるのではないか」
「弁護士をつけた方が良いのかな、でも費用や進め方がよくわからない…」
そんな不安や迷いから、この記事を読もうと決めた方も多いのではないでしょうか?
本記事では、名誉毀損問題で知っておきたい次のポイントをまとめています。
- 名誉毀損で弁護士に相談すべきかどうか
- 弁護士に相談、依頼すれば、示談交渉サポートで減額、不起訴に導く
- 弁護士への依頼は精神的負担の軽減、家族・職場バレ防止にもなる
- 弁護士との相談前後の案件の進め方
- 信頼できる弁護士の選び方や比較ポイント
名誉毀損問題は、単なる一言から人生が一変してしまうこともあります。
だからこそ、早めの相談、的確なサポートが、あなた自身や大切な人、キャリア・財産を守るカギとなります。
一人で抱えず、ぜひ専門の弁護士へ相談してみてください。
目次
名誉毀損をしてしまったら、弁護士に相談・依頼すべき4つの理由
名誉毀損に該当するか判断し、言いがかりを回避できる
名誉毀損に悩んだ時に、専門家の判断が必要となります。なぜなら、名誉毀損が成立するかどうかは実は曖昧で素人判断はできないからです。
具体的には、以下のような多数の要素を総合的に判断し、名誉毀損に該当するかを判断します。
考慮要素 | リスクが高い例 | リスクが低い例 |
---|---|---|
公に発信されたものか | SNS・5ちゃん・YouTubeなどで発信 | DMや家族や友人だけのクローズドなLINEグループなど |
事実を指摘しているか | 「〇〇は不倫している」という具体的発言 | 「あの人、好きじゃない」という単なる意見表明 |
社会的評価が低下しているか | 「あの会社の製品は偽物だ」という発言 | 「あの会社、私は好きではない」という単なる印象 |
公共性・公益性 | 私怨による単なる個人攻撃 | 公益のために行政や企業の不正を告発 |
真実性・相当性 | 裏付けのない噂や伝聞を発信 | 公的資料や裏取りがある告発・批判 |
以上の考慮要素について弁護士に判断してもらった結果、そもそも名誉毀損に該当せず、相手の請求は言いがかりと結論付けることができます。
これにより、相手の請求を無視し、今まで通りの日常生活を送る選択肢も出てきます。
一方で、名誉棄損に該当しそうな場合は、次項以下のような弁護士を通じた示談交渉等の対応がオススメです。
損害と処分の拡大を食い止められる
名誉毀損は被害者の告訴があって初めて刑事事件化する親告罪です。弁護士を通じた、効果的な謝罪や投稿削除、示談交渉を行えば、告訴自体を回避したり、不起訴・略式罰金で収めたりできる余地が広がります。
タイミングが遅れるほど炎上が拡散し、賠償額も処分も重くなりがちです。
被害者との交渉次第で弁護士費用以上の示談金減額や示談成立が見込める
単なる発言が、数百万円単位の損害請求となることも現実のものとなります。弁護士が交渉役となれば、示談金の大幅減額や示談成立も可能となるため、結果的に弁護士費用以上の利益となります。
具体例として、匿名掲示板で発信者が名誉毀損となり、100万円の請求となるも、弁護士交渉で40万円となり、60万円の減額となった例があります。
項目 | 弁護士なし | 弁護士あり |
---|---|---|
請求額 | 100万円 | 100万円 |
示談成立額 | 100万円払うだけ | 40万円で和解(60万円減額) |
名誉毀損の慰謝料や示談金の相場について知りたい方はコチラ!
弁護士へ依頼することで、法的知識がバックにつき精神的負担が大幅に軽減
弁護士を通せば、次のサポートが受けられます。
- 書面・手続きの代理
- 警察・検察からの問い合わせへの対応
- 訴状・内容証明への迅速対応
これらの手続代理は、単なる面倒からの解放に止まりません。
人生を左右するかもしれない出来事を手探りで行わなければならないという精神的負担からの解放もしてくれます。
家族や会社にバレずに解決し、社会的信頼を維持できる
弁護士を通せば、身元や紛争の発覚リスクを大幅に減らせます。
理由は、次の対応ができるからです。
- 通信先・書面を弁護士事務所へ統一
- 裁判出席も弁護士が代理
- 家族・職場への影響を最小化
例えば、名誉毀損で訴えられたサラリーマンが、弁護士を通して示談成立となり、会社への発覚・解雇を避けた事例もあります。
名誉毀損での弁護士に依頼するまでの流れと解決までの導き方
相談前に書き込み内容の記録や、相手方とのやり取りの履歴などを整理する
相談前から、できるだけ具体的で客観的な資料をまとめておくことが重要です。
例えば、次の内容を整理しておけば、初回相談から迅速・正確なお話が可能となります。
項目 | 内容 |
---|---|
投稿した文面 | 問題となる発言の全記録 |
アカウント情報 | SNSや掲示板での発信元 |
通知文・メール | 内容証明・請求通知など |
連絡履歴 | 相手方・管理者・警察などの対応履歴 |
初回相談では話を聞いてくれるか、自分との相性を確認する
初回相談では、名誉毀損に強いかも大事ですが、自分の人生を左右しかねない重要な出来事を任せるため、相性を確認しましょう。
例えば、次の観点で相性を確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
話の聞き方 | 話を遮らず、最後まで聞いてくれるか |
柔軟性 | 夜間・オンライン相談など対応できるか |
アフターケア | 調停後・示談後も相談できるか |
依頼後は弁護士と定期的にコミュニケーションをとり、進捗確認する
定期的なコミュニケーションこそ、弁護士への依頼において安心と成功のカギとなります。
例えば、次のポイントを意識して進めると良好な関係を築けるでしょう。
また、このようなことを自ら提案してくれる弁護士を選ぶべきです。
項目 | 内容 |
---|---|
定期連絡 | 週1~月1の進捗報告 |
進行状況確認 | 裁判・示談の進行中ステータスを把握できる |
次のアクション | 次に取るべき具体的手順がわかる |
名誉毀損事件で、信頼できる弁護士を選ぶポイント
項目 | 内容 |
---|---|
専門性・実績 | ・誹謗中傷案件の豊富な実績(1000件以上が理想) ・様々なメディア対応(X、5ちゃんなど) |
迅速対応 | ・24h以内の連絡 ・初回相談で方針提案 ・迅速対応で被害拡大を防止 |
相談しやすさ・相性 | ・相談者の立場で共感 ・夜間・オンライン対応 ・専門用語を使わない説明 |
示談交渉の経験・成功率 | ・同様案件の示談経験 ・示談成立率50%以上が目安 |
費用の透明性・柔軟性 | ・見積もり説明が明確 ・追加請求がわかりやすい ・分割払いなど柔軟対応 |
裁判・公判対応能力 | ・公判経験が豊富 ・執行猶予・減刑などの交渉力 |
ITリテラシー・SNS対応力 | ・XやInstagramなど現代SNSの対応 ・削除請求の迅速対応 ・デジタル証拠管理力 |
専門性と実績を持っているか
名誉毀損案件はニッチな分野であり、経験がない弁護士では適切な対応ができないおそれがあります。
項目 | 内容 |
---|---|
誹謗中傷対応件数 | 1000件以上が理想 |
扱うメディア種類 | Xや5ちゃんねるなど、対象範囲が豊富か |
被害拡大を防ぐための迅速な対応をできるか
名誉毀損事件は、時間の経過と共に損害が拡大するため、その点を理解している弁護士を選ぶ必要があります。
項目 | 内容 |
---|---|
即座の対応 | 事務所に相談時、24時間以内に電話等連絡が取れるか |
相談時の方針設定 | 初回相談時に、一定の方針を示してくれるか |
誹謗中傷対応件数 | 迅速な対応で情報拡散防止に努めてくれるか |
相談しやすさがあるか、自身と相性が合っているか
型にはまった対応をせず、一人一人に合わせた事件対応をしてくれる弁護士であれば、結果に対する納得感が違います。
項目 | 内容 |
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話の共感力 | 相談者の立場で受け止めてくれるか |
柔軟な対応 | 夜間・オンライン相談ができるか |
説明のわかりやすさ | 専門用語を避けて説明できるか |
示談交渉の経験と成功率
刑事事件においては示談が成立するかで、結果に天と地ほどの差がありますから、示談交渉の経験は重要です。
項目 | 内容 |
---|---|
示談交渉の経験 | 同様の名誉毀損案件の示談交渉の実績があるか |
示談成立率 | 体感でも50%以上なら信頼できる |
費用の透明性と柔軟性
実際にかかる費用を明瞭に説明してくれない弁護士では、後々のトラブルの種となるだけでなく、そもそも信頼できるか怪しいです。
項目 | 内容 |
---|---|
費用概算の説明 | 大まかにどれくらいの費用が掛かるか説明されている |
追加請求の説明 | 説明が根拠に基づいておりわかりやすいか |
分割払い | 柔軟に対応できるか |
裁判対応・公判戦略の有無
裁判経験がない弁護士では万が一公判となった場合に不安が生じ、最悪他の弁護士に依頼し、追加費用がかかるおそれがあります。
項目 | 内容 |
---|---|
裁判経験 | 名誉毀損事件での公判経験の豊富さ |
減刑交渉能力 | 執行猶予・減刑の交渉実績 |
ITリテラシー・SNS対応の知識
デジタルの専門知識がない弁護士では対応が後手となるおそれがあります。
項目 | 内容 |
---|---|
SNS対応能力 | X・Instagramなどの現代SNSの対応実績 |
削除請求能力 | 掲示板・検索エンジンへの迅速対応 |
デジタル証拠管理 | デジタルデータの取得・保存方法を熟知しているか |
名誉毀損の弁護士で悩んだらグラディアトル法律事務所へ!グラディアトル法律事務所の3つの強み

名誉毀損・侮辱罪について本気で対処したいと考えている方は、誹謗中傷案件に強いグラディアトル法律事務所にぜひともご相談ください。
強み1:数千件の誹謗中傷の案件を扱っています!
グラディアトル法律事務所では、事務所開設以来、相談・依頼を含め数千件の誹謗中傷案件を扱っています。Googleはもちろん、TwitterやInstagramのSNS、5ちゃんねるや爆サイといった掲示板でも実績がございます。
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弊所では365日24時間お問い合わせが可能であり、スピーディな対応を求められる誹謗中傷案件において迅速な対応をさせていただいております。
数多くのご相談いただいておりますので、当日対応ができない場合がございます。
しかし、2日以内には相談設定等のご連絡をさせていただいておりますので、ご安心ください。
強み3:お客様の声に裏付けられた丁寧な相談対応
グラディアトル法律事務所では、以下のようなありがたいお客様のお声をいただいております。

「とっても対応の良い弁護士事務所で親身に話を聞いてくださり頼りになります。」
「今回は、無料相談でしたが、弁護士の先生には丁寧に対応していただけました。」
ご相談では、上記のような「押さえておくべきポイント」など、ご依頼いただくかどうかにかかわらず、次に相談者様が何をできるか、どうすべきかといったポイントをご説明させていただいております。
まとめ
本記事では、以下のポイントを解説しました。
名誉毀損問題は、単なる一言から人生が一変してしまうこともあります。
一人で抱えず、ぜひ専門の弁護士へ相談してみてください。