【暴行罪不起訴事例】飲食店での喧嘩、示談金0円で示談成立した事例

弁護士 若林翔
2024年03月29日更新

飲食店で喧嘩をしてしまい、暴行罪で逮捕されてしまったが、相手方と示談金0円のゼロ和解で示談がまとまり、早期釈放・不起訴処分となった事例について、紹介します。

ご依頼者は、東京都内在住の30代女性、SNSを中心に配信者としても活動しています。

事例の概要|飲食店で喧嘩して暴行罪で逮捕されてしまった

ご依頼者の方は、ある日友人と都内のカフェに行きました。

店内が非常に混雑していたところ、ご依頼者は座席をめぐって男性と言い争いになりました。言い争いは次第にヒートアップし、相手の男性がご依頼者の顔に唾を吐きかけたため、ご依頼者はつい熱くなって相手の顔を殴ってしまいました

すると、相手の男性もご依頼者につかみかかり、両者は激しいもみ合いとなりました。

それを見ていた第三者が警察に通報したところ、ご依頼者と相手方はともに警察に連行され、暴行罪で逮捕されてしまいました。

ご相談者は自らネット配信番組に出演する仕事をしており、早く身柄を解放されてその仕事に復帰しなければならなかったところ、ご友人を通じて、刑事事件を多数取り扱っている弊所にご相談いただきました。

解決までの道のり|弁護士の接見と示談交渉

弁護士は、その日のうちに依頼者が逮捕されている警察署に接見に行きました。

ご依頼者に会って話を聞き、仕事の関係者へ配信に出演できない事情を説明しました。また、ご依頼者の夫に連絡をとり、身元引受人としての署名をいただきました。

そして、直ちに釈放を求める書面を作成し、ご依頼者が罪を認めて反省していることや身元引受人も存在していることを述べて証拠隠滅や逃亡の可能性はないことを裁判所に説明しました。

また、方針として、弁護士は相手方の代理人弁護士と連絡をとり、示談を目指すこととしました。

ご依頼者と相談して、今回の事件について互いに謝罪すること、互いに処分を求めないこと、互いに金銭を請求しない(示談金0円のゼロ和解)ことを条件に示談をすることを決定し、相手方代理人に提案しました。

これを相手方が承諾し、示談が成立したため、その内容を検察官に伝えました。

結果|早期釈放と暴行罪の不起訴処分

示談を成立させることができた結果、ご依頼者はさらに長期にわたる身体拘束を逃れて釈放されるとともに、不起訴となりました。また、示談金の額はゼロで終わりました。

解決のポイント詳細|暴行罪では早期の示談が重要

本件では、ご相談者が夫に連絡をとることができていませんでしたが、弁護士がご相談者の夫に連絡をとることで、夫にご相談者の身の安全を伝えることができました。

また、ご依頼者の仕事の関係者に連絡をとったことで、身体拘束期間の仕事への支障を最小限に抑えることができました

警察に逮捕されて身体を拘束された場合、身近な人々を含め外部の人物との接触は厳しく制限され、大変困難になります。そのような状況において、身近な人に必要以上の不安を抱かせず、また仕事の関係者に適切に事情を知らせて社会的な信用を維持するためには、弁護士による迅速な対応が重要になります。

また本件では、双方の代理人として弁護士が迅速に示談を成立させたことで、ご依頼者は早期に釈放され、不起訴となることができました。

示談が成立したか否かは検察官の起訴不起訴の判断に大きな影響を及ぼします

そして、逮捕後の身体拘束は捜査を目的としてなされるところ、不起訴の方針になった場合、早期に釈放されることができます。

弊所弁護士は多数の刑事事件への対応経験をいかし、ご依頼者が早期に釈放され、1日でも早く日常生活を取り戻せるよう、精力的に活動いたします。

刑事事件を起こして逮捕されてしまい、迅速な釈放を望む方は、お早めに弊所弁護士にご相談下さい。

弁護士 若林翔

弁護士法人グラディアトル法律事務所代表弁護士。 東京弁護士会所属(登録番号:50133) 男女トラブルや詐欺、消費者被害、誹謗中傷など多岐にわたる分野を手掛けるとともに、顧問弁護士として風俗やキャバクラ、ホストクラブなど、ナイトビジネスの健全化に助力している。

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