
事案の概要(行きつけのメンエスでの盗撮トラブル)
約1年前、取引先との付き合いから、池袋にあったメンズエステに初めて行くことに。
そのときの施術、サービスがとてもよかったので、そこから月1で通うようになった。
そして、お気に入りのセラピストも見つけ、出勤してるときは毎回指名していた。
トラブルとなった利用当日、ふと施術中の動画を家に帰っても見れたらと魔が差し、スマホを設置。
しかし、施術中に盗撮がセラピストに発覚してしまった。
間もなくして、店長が現れ、動画データを盗撮の証拠として残されてから、「後日、顧問弁護士から書面が届く」と言われ、退店することに。
その後、届いた書面の内容は、2週間後を支払期限とする150万円の損害賠償請求だった。
メンズエステの盗撮トラブルに多くの解決実績がある当事務所を見つけ、相談に来られた。
弁護士に相談し、分割払いも視野に入れた減額交渉で依頼
弁護士は、行くたびにやっていたなど常習性のある悪質なものでない限り、メンズエステでの盗撮トラブルの示談金相場は10万円~100万円程度と説明。
ただ、今回はすでに150万円の損害賠償を店側の顧問弁護士から請求されているので、そこからいかに減額できるかの交渉になると案内した。
それに対し、何回も通っているが、盗撮したのは今回が初めてとのこと。
また、経済状況から、いま示談金として用意できるのは50万円が限度とのことだった。
そこで、弁護士は、それ以上の示談金が必要となった場合、分割払いにしたら対応できるかを確認。
すると、月20~30万の分割払いならば、取引先の入金もあるし、100万円くらいまでなら何とかなりそうとのこと。
以上を踏まえ、弁護士が、
『一括50万円で交渉して、拒否された場合には分割払いでの示談を求めていく』
方針になることを伝えると、自分ではそんな交渉はできないからと依頼いただくことに。
80万円を3回の分割払いで示談成立
依頼を受けてすぐ弁護士は、受任したことを伝えるとともに、
「今の依頼者の経済状況では、示談金50万円を支払うのが限界なので、それで何とか示談にしてくれないか」
と、店舗側の顧問弁護士に交渉すると、いちど店舗に確認してみるとのこと。
しかし、後日にきた回答は、
・毎月通えるくらいの稼ぎがあるのに、請求額の3分の1しか払えないのはおかしい
・セラピストも、過去にも盗撮されていたのではと怖がっている
などの理由で、50万円での示談は受けられないとの内容だった。
そこで、あらためて弁護士は、
「分割払いとなってしまうが、それでもよければ50万円以上用意するので、示談できないか」と打診。
すると、金額が上がるのであれば、分割払いは問題ないとのこと。
そこから、依頼者に確認を取りつつ、店舗側の顧問弁護士とは、示談金額と分割回数の交渉を重ねた。
結果、依頼を受けてから1か月近くかかったが、80万円を3回の分割払いで支払うことで示談成立。
依頼者の要望に沿うかたちで、無事解決となった。

