Twitter凍結解除方法!アカウントの凍結理由や異議申し立て方法、凍結解除までの期間、成功例について弁護士が解説!

弁護士 若林翔
2022年05月26日更新

近年、Twitter(ツイッター)などのSNSを利用していない若者はいないと言っても過言ではないほど、SNSが普及しています。

SNSを利用して、絵の販売をしたり、商品を紹介したりして、ビジネスを行なっている人も少なくありません。

特に、Twitterは、企業アカウントも多く存在しており、企業や事業者、アフィリエイト目的のアカウントなど、ビジネス目的で利用されることも多いです。

また、ビジネスに使用していなくても、SNSアカウントというのは、自己表現のツールであり、思い出がたくさん詰まったものですので、大切に思っている人も多いことでしょう。

しかし、そんな大切なアカウントが突然凍結されてしまうことがあります。

当法律事務所では、Twitter(ツイッター)アカウントの凍結について、ご自身で異議申し立てを行なったが凍結が解除されないとのご相談があり、弁護士の活躍によって、無事アカウント凍結が解除された(アカウントが復活した)成功例があります。

今回は、弁護士によるTwitterアカウント凍結解除の成功事例を踏まえて、Twitterアカウントの凍結理由や異議申し立ての方法など、凍結解除の方法を解説していきます!

なお、Twitterでの誹謗中傷被害の削除依頼や、発信者情報開示請求による犯人特定方法については、以下の記事をご参照ください。

Twitterの削除依頼と犯人特定・発信者情報開示請求の方法を弁護士が解説!【2021年最新版】

Twitterアカウントの凍結とは?

Twitterは、基本的には、誰もが利用できるSNSですが、アカウントの利用について制限をかけられてしまうことがあります。

ネット上では、この利用制限のことを、「アカウント凍結」、「垢BAN」、「アカウントロック」、「アカウント利用停止」等、いろいろな呼称が用いられておりますが、今回は、ツイッターヘルプセンターでも用いられている「アカウント凍結」という呼称で統一して解説させていただきます。

Twitterのアカウント凍結について、凍結される前に警告が来るなどと記載されているWebサイトもありますが、実際の事例としては、警告がなされずにいきなり凍結がされているケースが多いように思います。

また、Twitterでは、本人が気づかないうちに制限がかかっているシャドウバン( ShadowBan)と呼ばれる状態があると噂されておりますが、ツイッター社はこれを否定しています。

では、なぜアカウント凍結のような利用制限をかけられてしまうのでしょうか。

Twitterアカウントの凍結理由

ツイッターアカウントが凍結されてしまう理由には、大きく分けて二つあります。

  1. 「Twitterルール」の規約違反
  2. システムエラー

です。

凍結理由:Twitterルールの規約違反について

ツイッターには、「Twitterルール」というものがあります。

これは、「すべてのユーザーが自由に、安心して公共の会話に参加できるよう」に設定されているものであり、このTwitterルールに違反すると、アカウントが凍結されてしまうことがあります。

スパム行為、暴力的なコンテンツや嫌がらせ、アダルトコンテンツをツイートしたりすると、このTwitterルールに違反するものとして、アカウントが凍結されてしまいます。

アカウントの凍結について

Twitterでは、ユーザーに常時安全な環境を提供するために、Twitterルールに違反しているアカウントを凍結することがあります。一般に、次のような場合、アカウントが凍結されます。

スパム: アカウントが凍結される原因のほとんどは、スパム行為または明らかな偽装であり、それらがTwitterや他のすべてのユーザーにとってセキュリティ上のリスクを招いていると判断されることです。こうしたアカウントは、Twitterルールに違反します。ただし、本人のアカウントであるにもかかわらず、手違いで凍結されることもまれにあります。そのような場合は、本人の協力の下、Twitterはアカウントを凍結解除するための措置を講じます。

セキュリティが危険な状態にあるアカウント: アカウントが乗っ取られたりハッキングされたりした疑いがある場合、乗っ取りによる悪質な行為のリスクを軽減するために、アカウントのセキュリティが確保されて所有者の管理下に戻るまでの間、アカウントを凍結する場合があります。

攻撃的なツイートや行動: 嫌がらせに関するTwitterルールに抵触しているという報告があった場合にアカウントを凍結することがあります。他人に対する脅迫や他のアカウントへのなりすましなど、嫌がらせに関与しているアカウントは、一時的に、または場合によっては恒久的に凍結することがあります。

Twitter「アカウントの凍結について」より引用

その他、Twitterルールでは、Twitterでの禁止行為について、セキュリティー(暴力的な投稿、児童の性的搾取や成人向けコンテンツ、ヘイト行為など)、プライバシー、信頼性(スパムや著作権等知的財産を侵害する投稿)などの詳細が記載されていますので、参照してみてください。

リンク:Twitterルール

 

凍結理由:システムエラー

前述のようなTwitterルールの規約に違反してアカウントが凍結された場合には、自分がTwitterルールに違反したことが分かりやすいため、アカウントの凍結措置を講じられても、ある種、納得される方も多いでしょう。

しかし、問題は、このようなTwitterルールに違反した覚えがないのに、アカウントが凍結されてしまう場合です。

何もしていないのにアカウントが凍結されてしまう可能性があるのでしょうか!?

実際に、何もTwitterルールに違反していないのに、アカウントが凍結されてしまう場合があります

Twitterを利用している人は非常に多く、人の手で、一つ一つのアカウントを凍結しているわけではありません。どのようなシステムで、凍結するアカウントを発見しているのかは不明ですが、何らかのシステムによって、自動でアカウント凍結措置が講じられているのです。

ツイッター社は、テクノロジー(システム)と人の確認によりアカウントの凍結等の判断をしていると公表しておりますが、違反報告の数が膨大であることなどが原因で、誤ってアカウント凍結がされてしまうことについて、同社自身も認めています

また、ヘルプセンターには、「手違いでアカウントが凍結またはロックされていると考えられる場合には、異議申し立てをすることができます。」と記載されています。

 

Twitterアカウントの凍結解除方法

Twitterアカウントの凍結解除方法としては、以下の3つの方法があります。

  1. 異議申し立てをする
  2. Twitter Japan株式会社に凍結解除要請をする
  3. 弁護士から本社であるTwitter, Inc.に凍結解除要請をする

ツイッター社が想定しているアカウント凍結解除方法は、意義申し立てですので、まずは異議申し立てについて解説をしていきます。

異議申し立ての方法

ツイッター社自身、アカウントが誤って凍結されてしまうことがあり、そのような場合には、異議申し立てによって、凍結が解除できるとアナウンスをしています。

異議申し立てをすることによって、アカウントを凍結解除できる場合があります。上記の手順でも自分ではアカウントを凍結解除できない場合があります。手違いでアカウントが凍結またはロックされていると考えられる場合には、異議申し立てをすることができます。まず、凍結されているアカウントにログインしてください。その後、ブラウザで新しいタブを開き、異議申し立ての詳細を入力します。

Twitterヘルプセンター「アカウントの凍結について」より引用

また、ツイッタージャパンのTwitterアカウントにおいても、間違って凍結されてしまったアカウントの凍結解除、復元・回復処理をしたとの報告がなされています。

異議申し立てをする方法については、以下の通りです。

異議申し立ての例文

凍結されたTwitterアカウントの異議申し立てフォームでは、「問題の詳細」を記載する箇所があります。

その異議申し立ての問題の詳細はどのように記載をすればよいのでしょうか?

凍結理由・Twitterルールに違反していないことを具体的に記載をしてださい。

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例文

私、〇〇(氏名)のTwitterアカウント(@〜)は、〜を目的に運営しているアカウントです。

Twitterルールに違反するような投稿はしておりませんので、アカウント凍結の解除をお願いいたします。

万一、Twitterルールに違反するような投稿がある場合には、速やかに改善をいたしますので、ご指摘のほど、よろしくお願いいたします。

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ツイッター社では、Twitterルールに違反してアカウントが凍結された場合には、どのツイートがどのルールに違反するのかを具体的に説明をしてくれると公表しておりますので、ご自身のツイートにルール違反が無いと思えるような場合にも、指摘してもらえれば改善しますという姿勢を見せておくのが良いでしょう。

異議申し立てで凍結解除できない?

異議申し立てをしても、アカウントの凍結が解除できないことがあります。

弊所にご依頼いただいた方もそうでしたが、異議申し立てをしたけれども音沙汰なく、何度異議を申し立ててもTwitter社からの反応がない場合があります。

こちらのコラムをお読みの方の中にも、既に異議申し立てをしたのに、凍結が解除されなくて困っている方が多いのではないでしょうか。

異議申し立てでアカウントの凍結解除ができない場合、以下の弁護士によるアカウント凍結解除方法をご検討ください。

Twitter Japan株式会社に凍結解除要請をする方法

異議申し立てをしても、Twitter社からの返答がない場合、皆さんはどうするでしょうか。

東京都中央区にあるTwitter Japan株式会社(ツイッタージャパン社)に宛てて、アカウントが誤凍結されていて困っているので凍結解除してほしい旨を手紙に書いて送付する方が多いようです。

その中には、直接オフィスを訪問しに行った方もいるようです。

しかし、いずれも功を奏したという例は聞きません。

新型コロナウイルス感染防止のため、テレワークが行われている等、時期的な問題もあるかもしれませんが、ツイッタージャパンには、訪問に対応できる人が誰もおらず、書面の受領すらしていないようです。

このように、もはや「どうしようもない」状態になってしまうことがあるかと思いますが、特に規約違反をしたわけでもないのに、大切なアカウントを諦めることはできないという方も多いと思います。

弊所にご依頼いただいた方も、このような状態でご相談に来ていただきました。

弁護士からTwitter本社(Twitter, Inc.)に凍結解除要請をする方法

実際に、弊所弁護士からも、ツイッタージャパン社に書面を送付しましたが、「不在」を理由に返送されてしまいました。

しかし、ここで諦める弁護士ではありません。

ツイッタージャパン社が動いてくれないのなら、本社に対応を求めようということで、ツイッター本社に対して、必要なアカウント情報や、規約違反をしていないこと、誤ったアカウント凍結によって損害が出ていること等を英語で記載し、ツイッター本社まで書面を送付いたしました。

すると、ツイッタージャパン社では全く対応が進まなかったのに、ツイッター本社に書面が届いてから、なんとわずか2日で凍結が解除されました!

 

Twitter凍結解除までの期間

Twitterのアカウント凍結に対して異議申し立てをした場合や、Twitter社に対して凍結解除依頼の書面を送付した場合、どのくらいの期間で凍結が解除されるのでしょうか?

異議申し立てををした場合、1週間前後の期間で凍結が解除されることが多いようです。

Twitter社に凍結解除依頼の書面を送付した場合、書面到着後、1〜3日程度の期間で凍結が解除されるケースもあります。

もちろん、Twitterアカウントが凍結された理由、異議申し立てや凍結解除請求書面の内容、Twitter社側の業務量などの事情により、凍結解除までの期間は異なってきますので、一概には言えませんが、以上の期間が一応の目安になるかと思います。

 

Twitterアカウント凍結解除のまとめ

最初に記載させていただいたとおり、いまやTwitterなどのSNSアカウントは、大切な財産の一つとなっております。

「システムエラー」などによって、言ってしまえば運悪くアカウントが凍結されてしまった場合に、簡単に諦めるべきではありません。

このような「システムエラー」によるアカウント凍結については、エラーである以上、何度も起こってしまう可能性があります。

弊所では、エラーによる凍結解除をご依頼いただいた後、仮に二度目のエラーが発生した場合については、かなりお値引きしてご案内することとしており、皆様のアカウントの保全にご協力させていただいております。

大切なアカウントを守るため、いつでも弁護士にご相談ください。

弁護士 若林翔

弁護士法人グラディアトル法律事務所代表弁護士。 東京弁護士会所属(登録番号:50133) 男女トラブルや詐欺、消費者被害、誹謗中傷など多岐にわたる分野を手掛けるとともに、顧問弁護士として風俗やキャバクラ、ホストクラブなど、ナイトビジネスの健全化に助力している。

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