
事例の概要(デリヘルでキャストの盗撮被害)
Xさんは、都内のデリヘルA店で働く20代女性。
事件当日、Xさんは指名を受け、客の自宅へ。
いつもどおりプレイを提供した後、客がトイレに行っている間に、ふと部屋の置き時計に隠しカメラがついてることを発見。
1人では危ないと思い、すぐに店のスタッフに連絡をとり、現場まで来てもらうことに。
到着した店のスタッフがカメラについて確認をしたところ、客は盗撮していたことを認めた。
客との交渉決裂から、100万円の損害賠償請求訴訟を提起
A店は、事件発覚後、すぐに盗撮トラブルがあったと顧問弁護士をしている当事務所に連絡。
担当弁護士は、加害者である客に電話し、あらためて盗撮の事実について尋ねると、盗撮したことは認めるとのこと。
しかし、客は、謝罪はするが、示談金や解決金とかは一切払いたくないとの強硬な態度を崩さなかった。
そこで、担当弁護士は、Xさんの意向を確認。
舐めているので、裁判をして徹底的に追及したいとのこと。
ただ一方で、裁判になると、自分の氏名や住所など個人情報が知られないかが不安と。
担当弁護士は、今回の事件は性犯罪の被害者であるので、個人情報を秘匿したまま、裁判をすることができると説明。
Xさんはそれならぜひお願いしますとのことで、100万円の支払いを求める損害賠償請求の訴訟を提起することに。
80万円での和解が成立
裁判所に訴状とともに個人情報秘匿の申立書も提出。
初回の期日を待っていると、客の代理人となった弁護士から連絡が。
その内容は、争う意思はないので、和解でお願いしたいとのこと。
Xさんに意向を確認しながら、和解の金額交渉を行い、結果、80万円の支払いで和解が成立。
当初は一円も支払わない態度であった客に対して、訴訟を提起することで、和解金を獲得して無事解決となった。

