占い詐欺の手口6選|悪質な手口の見分け方・返金方法・対処法を解説

占い詐欺の手口6選|悪質な手口の見分け方・返金方法・対処法を解説

「無料占いだと思って登録したら、気づけば何万円も課金していた…」

このような被害は、いわゆる“占い詐欺”として近年増加しています。

占いは本来、悩みや不安を軽くするためのサービスです。

しかし、悪質な業者はその心理につけ込み、「あなたは特別」「このままでは不幸になる」といった言葉で不安や期待を煽り、継続的に課金させる手口を用います。

特に、スマートフォンの普及により、LINEやアプリを利用した占い詐欺の被害は後を絶ちません。

だからといって、泣き寝入りする必要はありません。

まず、占い詐欺には共通する典型的な手口があり、事前に知っておくことで被害を防ぐことが可能です。

また、すでに被害に遭ってしまった場合でも、適切に対応すれば返金を受けられるケースもあります。

グラディアトル法律事務所では、これまでに多数の詐欺被害の解決実績があり、占い詐欺を含む悪質な課金トラブルにも対応してきました。

初回相談は無料ですので、初めての方でも安心してご相談いただけます。

本記事では

・占い詐欺の代表的な手口6選
・悪質な占い詐欺業者の見分け方
・返金の可否・対処法

などについてわかりやすく解説します。

「もしかして詐欺かもしれない」と不安に感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。

占い詐欺のよくある手口6選

占い詐欺を行う業者は数多く存在しますが、その手口には共通点があります。

そもそも、悪質な占いサイトの目的は、鑑定そのものではなく、メッセージ送信料やポイント購入などの名目で利用者からお金を騙し取ることにあります。

つまり、「当たる占い」を提供する意思はなく、いかに利用者をサイトに引き込み、課金させ続けるかに特化した仕組みが組まれているのです。

以下では、代表的な占い詐欺の手口を6つ紹介します。あらかじめ知っておくことで、被害の予防につながります。

占い詐欺のよくある手口6選

手口①:「無料」占いを入口にして誘い込む

占い詐欺の多くは、「無料占い」「初回無料鑑定」といった言葉で利用者を誘導することから始まります。

SNS広告やWebサイト、スマートフォンアプリなどで「無料」と強調された占いに誘導され、登録してしまうケースが典型的です。

具体的には、以下のような仕組みが用いられます。

・初回鑑定が無料
・会員登録でポイント付与(例:300ポイント)
・登録後数日間は無料利用可能

しかし、これらはあくまで入口に過ぎません。

一度登録すると、その後はメッセージ送信や鑑定継続のために課金が必要となり、結果として高額な費用を支払ってしまう仕組みになっています。

また、登録時に氏名・生年月日・メールアドレスなどの個人情報を入力すると、その情報が他の詐欺業者に流用され、迷惑メールや別の詐欺被害につながるリスクもあります。

「無料より高いものはない」とも言われるように、無料を過度に強調するサービスには特に注意が必要です。

手口②:「あなたは特別」と思わせる甘い餌で勧誘する

占い詐欺では、「あなたは特別な存在である」と思わせるメッセージを送り、利用者の関心を引きつけます。

たとえば、以下のような内容です。

・「あなたは数万人に一人の強運の持ち主です」

・「宝くじ高額当選の運命を持っています」

・「今、人生最大のチャンスが訪れています」

このような言葉により、「自分は特別かもしれない」という期待感を抱かせ、鑑定を続けさせるのです。

しかし、実際にはこれらのメッセージは多くの利用者に同じ内容が送られていることがほとんどです。

占い詐欺の目的はあくまで金銭の搾取であり、個別に鑑定しているわけではありません。

手口③:占いや鑑定と称して言葉や文字を何度も送らせる

占い詐欺では、メッセージ送信ごとに料金が発生する仕組みが多く採用されています。

そのため、業者はあらゆる理由をつけて、利用者に何度も返信させようとします。

占い師
悪徳業者

「思い浮かべた数字を1桁ずつ送ってください」

「特定の言葉(呪文)を送ることで運気が上がります」

「決意を1文字ずつ送信してください」

など、一見意味のありそうな指示を出して、やり取りを長引かせます。

1通あたり数百円〜数千円の送信料がかかるケースもあり、やり取りを続けるうちに数万円〜数十万円の被害に発展することも少なくありません。

特に、意味のない言葉や記号を送らせる行為は、典型的な詐欺の手口といえます。

手口④:期待感や不安感などを煽られ止められない

占い詐欺では、利用者にやり取りを継続させるため、期待感と不安感の両方を巧みに利用します。

たとえば、

占い師
悪徳業者

「あと少しで結果が出る」

「ここでやめると今までの努力が無駄になる」

「最後まで続ければ高額当選が確実になる」

といった期待を持たせる一方で、「途中でやめると不幸になる」「悪い因縁が再び襲ってくる」などと不安を煽ることで、やめる判断を鈍らせます。

さらに、「当選者の通帳」などの画像を見せ、あたかも実績があるかのように装うケースもあります。

このような心理操作により、利用者は冷静な判断ができなくなり、課金を続けてしまうのです。

手口⑤:複数の占い師が登場する

占い詐欺では、一人の占い師だけでなく、複数の占い師や鑑定士が登場するケースが多く見られます。

たとえば、

占い師
悪徳業者

「特別な資格を持つ鑑定士を紹介します」

「海外の有名占い師があなたを鑑定します」

といった形で、別の人物が次々と現れ、やり取りが継続します。

しかし、実際には複数の占い師が存在するわけではなく、同一の運営者が複数のキャラクターを使い分けているに過ぎません。

これは、やり取りを長引かせ、より多くの送信料を発生させるための典型的な手口です。

手口⑥:実際には占い師は存在せず、コピペメールを送っている

多くの占い詐欺では、実在する占い師は存在せず、悪徳業者がテンプレート化されたメッセージを送っているだけです。

実在する著名な占い師であれば、経歴や活動実績などを確認できるはずです。

しかし、占い詐欺サイトに登場する人物は検索しても情報が出てこないことがほとんどです。

また、

・名前や肩書きは架空
・写真はフリー素材や加工画像
・メッセージ内容は他の被害者とほぼ同一

といった特徴も見られます。

実際の裁判例においても、「実在しない鑑定士を装った行為は詐欺に該当する」と判断されたケースがあります。

つまり、占いをしているように見せかけているだけで、実態は単なる作業的なメッセージ送信に過ぎないのです。

占い詐欺の見分け方|悪質な手口に引っかからないためのチェックリスト

占い詐欺は、一見すると通常の占いサービスと見分けがつきにくいものです。

しかし、典型的な特徴を知っておけば、事前にリスクを回避することが可能です。

■占い詐欺チェックリスト
以下の項目に該当するか確認してみてください。

⬜︎ 「無料」「初回無料」「完全無料」などを強調している
⬜︎ 「あなただけ」「特別な存在」といった表現で勧誘される
⬜︎ 「このままだと不幸になる」など不安や恐怖を煽られる
⬜︎ 「あと少しで結果が出る」などと言われ、やり取りが終わらない
⬜︎ メッセージ送信やポイント購入を何度も求められる□複数の占い師・鑑定士が次々に登場する
⬜︎ 内容が抽象的で誰にでも当てはまる
⬜︎ 返信内容が似ている・質問に答えていない(コピペの可能性)
⬜︎ 高額な開運グッズや祈祷を勧められる
⬜︎ LINEや別アプリなど外部サービスに誘導される

上記項目に複数当てはまる場合、そのサービスは占い詐欺の可能性が高いといえます。

違和感を覚えた時点で利用を中止し、これ以上の課金や個人情報の提供を避けることが重要です。

また、すでに被害に遭っている可能性がある場合は、早めに専門家へ相談することで、被害回復につながる可能性があります。

「無料」「初回無料」を過度に強調している

「完全無料」「今だけ無料」「初回無料鑑定」などを強調している場合は注意が必要です。

無料を入口として登録させ、その後に課金へ誘導するのは占い詐欺の典型的な手口といえます。

特に、無料期間終了後の料金体系が不明確な場合は、安易に登録しないようにしましょう。

「あなたは特別」「あなただけ」と強調される

「あなたは選ばれた存在」「あなただけに特別な鑑定を行う」などの表現は、利用者の心理を利用した典型的な誘導手法です。

このようなメッセージは多くの人に一斉送信されていることがほとんどであり、特別性はありません。

過度に持ち上げる表現には注意が必要です。

不安や恐怖を過度に煽られる

「このままだと不幸になる」「悪い運気が迫っている」など、不安を強く煽る表現も危険なサインです。

冷静な判断を失わせ、課金を継続させるための心理的な誘導である可能性が高いといえます。

不安を感じたときこそ、一度立ち止まることが重要です。

やり取りが終わらず課金が続く

通常の占いであれば、一定回数の鑑定で結果が提示されます。

しかし、占い詐欺では「あと少し」「もう一度必要」などと言われ、やり取りが終わりません。

結果として、メッセージ送信やポイント購入が繰り返され、気づかないうちに高額な費用を支払ってしまいます。

メッセージ送信やポイント購入を繰り返し求められる

「返信が必要」「次のステップに進むために送信してください」など、頻繁にメッセージ送信を求められる場合は要注意です。

特に、1通ごとに料金が発生する仕組みである場合、業者側はやり取りを長引かせることで利益を得ています。

不必要なやり取りが続く場合は、利用を中止するべきです。

複数の占い師が登場する

一人の占い師だけでなく、次々と別の占い師や鑑定士が登場する場合も、詐欺の可能性があります。

「特別な鑑定士を紹介する」といった流れで、やり取りが拡大していくのは典型的な手口です。

実際には同一の運営者が複数のキャラクターを使っているケースも少なくありません。

内容が抽象的で誰にでも当てはまる

「運気が上昇している」「近いうちに良い変化がある」など、誰にでも当てはまるような抽象的な内容ばかりの場合も注意が必要です。

具体性がなく、検証もできない内容でやり取りを続けさせるのは、占い詐欺の特徴の一つです。

返信内容が毎回似ている・不自然(コピペの可能性)

返信内容が毎回似通っている、質問に対する答えになっていないなど、不自然さを感じる場合は注意が必要です。

実際にはテンプレートを使ったコピペ返信である可能性が高く、個別に鑑定しているとは言えません。

高額な開運グッズや祈祷を勧められる

「運気を上げるために必要」として、高額な開運グッズや祈祷サービスを勧められる場合もあります。

これらは科学的根拠がないことが多く、高額な費用を支払わせるための手口である可能性があります。

SNS・LINE・アプリなど外部に誘導される

最初は通常のサイトであっても、途中からLINEや別アプリなど外部サービスに誘導されるケースもあります。

これは監視を逃れるための手法であり、トラブルが発生しても運営元の特定が難しくなるリスクがあります。

実際の手口を紹介|当事務所が扱った占い詐欺の被害事例

占い詐欺は、適切に対応すれば高額な被害であっても返金できる可能性があります。

特に、弁護士が介入することで、交渉により大幅な返金が実現するケースも少なくありません。

ここでは、グラディアトル法律事務所が実際に対応し、返金に成功した占い詐欺の事例をご紹介します。

実際の手口を紹介|当事務所が扱った占い詐欺の被害事例

占い詐欺サイトの手口

本件は、70代女性が占い詐欺サイトにより約300万円の被害を受けたケースです。

被害に気づいたきっかけは、娘さんへの相談でした。

ご家族が異変に気づいたことで、返金に向けた対応が開始されました。

この事案では、典型的な占い詐欺の手口が用いられていました。

まず、「強い胸騒ぎがする」「このままでは重大な出来事が起きる」といった不安をあおるメッセージが送られ、鑑定を継続させられます。

その後、別の鑑定師が登場し、「最後まで鑑定を受けた人は全員が1億円以上当選している」などと期待をあおり、課金をやめられない状況へと誘導されていました。

さらに調査の結果、鑑定師の顔写真は実在の有名人の画像を加工したものであり、鑑定師自体が実在しない可能性が高いことも判明しました。

弁護士による返金請求の対応

当事務所では、依頼者および娘さんから以下の証拠を収集しました。

・支払履歴(クレジットカード・銀行振込など)
・占いサイトのURLや画面のスクリーンショット
・サイトから送られてきたメール内容

これらの証拠をもとに、占いサイトに対して内容証明郵便を送付し、正式に返金請求を行いました。

内容証明では、以下の点を明確に指摘しています。

・鑑定師が実在しない可能性が高いこと
・不安や射幸心をあおる悪質な勧誘であること
・社会通念上許容される範囲を逸脱した違法行為であること

このように、法的根拠に基づいて請求を行うことが、返金交渉を有利に進めるポイントとなります。

交渉の経過と結果

内容証明郵便が到達した後、占いサイト側から弁護士へ連絡があり、返金交渉が開始されました。

当初、サイト側は「被害額の3割のみ返金」という低い条件を提示してきましたが、当事務所では以下の点を踏まえて粘り強く交渉を行いました。

・手口の悪質性
・証拠の十分性
・訴訟や刑事責任追及の可能性

その結果、最終的には被害額約300万円のうち、約9割にあたる270万円の返金で合意することができました。

本事例のポイント

本事例からは、占い詐欺への対応において重要なポイントがいくつか見えてきます。

まず、高齢者であっても、ご家族が早期に異変に気づくことで被害回復につながる可能性がある点です。

本件でも、娘さんの関与が解決の大きなきっかけとなりました。

また、占い詐欺では、鑑定師の実在性や勧誘内容の違法性が重要な争点となります。

実在しない人物を装っていたり、不安や期待を過度にあおる行為があった場合には、違法性が認められやすくなります。

さらに、弁護士が介入することで返金額が大きく増額される可能性がある点も重要です。

本件でも、当初は3割返金にとどまっていたものが、最終的には9割まで引き上げられました。

占い詐欺は返金できる?取り戻せるケースと難しいケース

占い詐欺の被害に遭ってしまった場合、「支払ったお金はもう戻ってこないのでは」と不安に感じる方も多いでしょう。

しかし、占い詐欺は違法行為に該当する可能性が高く、適切に対応すれば返金を受けられるケースも少なくありません。

ここでは、返金できる可能性が高いケースと難しいケースを説明します。

返金できる可能性が高いケース

以下のような場合は、返金できる可能性が高いといえます。

返金できる可能性が高いケース

【悪質な勧誘や虚偽説明がある場合】

・「必ず当たる」「確実に金運が上がる」などの断定的表現
実在しない占い師を装っていた
・不安や恐怖を過度に煽っていた

これらは詐欺や消費者契約法違反、不法行為に該当する可能性があり、返金請求の根拠となります。

【やり取りや証拠が残っている場合】

・メールやメッセージ履歴
・サイト画面のスクリーンショット
・支払履歴(クレジットカード明細・振込記録など)

証拠が十分に残っている場合、違法性を立証しやすく、返金交渉を有利に進めることができます。

【被害発覚から時間が経っていない場合】

被害から時間が経過するほど、証拠が消失したり、業者が逃げてしまうリスクが高まります。

そのため、被害に気づいた段階で早期に対応することが重要です。

【弁護士が介入している場合】

弁護士が介入することで、業者側も法的リスクを意識し、返金に応じるケースが増えます。

実際に、前述した当事務所の事例で、当初は低額の返金提示だったものが、交渉により大幅に増額されています。

返金が難しいケース

以下のような場合は、返金が難しくなることがあります。

返金が難しいケース

【証拠がほとんど残っていない場合】

やり取りの履歴や支払記録がない場合、詐欺の立証が困難になります。

特に、メールやアカウントを削除してしまった場合、被害の立証ができませんので返金は難しいでしょう。

【業者の所在が不明・連絡不能な場合】

海外サーバーを利用している、運営会社の実態が不明などの場合、交渉自体が困難になることがあります。

【被害から長期間が経過している場合】

時間が経過すると、証拠の散逸や時効の問題により、返金請求が難しくなる可能性があります。

【任意で納得して支払ったと評価される場合】

やり取りの内容によっては、「自らの意思でサービスを利用した」と判断されることもあります。

ただし、実際には心理的に誘導されているケースも多く、専門的な判断が必要です。

したがって、まずは弁護士に相談することをおすすめします。

占い詐欺の被害に遭ったときはすぐにグラディアトル法律事務所に相談を!

占い詐欺の被害に遭ったときはすぐにグラディアトル法律事務所に相談を!

占い詐欺の被害に遭ってしまった場合は、「恥ずかしい」「自分が悪いのではないか」と悩んでしまい、誰にも相談できずに放置してしまうケースが少なくありません。

しかし、占い詐欺は、巧妙な心理誘導によって引き起こされるものであり、被害者に落ち度があるとはいえません。

むしろ、早期に対応することで、被害回復につながる可能性が高まります。

グラディアトル法律事務所では、これまでに占い詐欺を含むさまざまな詐欺被害の解決実績があり、多数の返金交渉を成功させてきました。

豊富な経験に基づき、証拠の収集方法や効果的な交渉の進め方を熟知しているため、依頼者の状況に応じた最適な対応が可能です。

また、初めて弁護士に相談する方にも配慮し、丁寧で分かりやすい説明を心がけています。

「返金できるのか分からない」という段階でも問題ありません。

少しでも不安を感じたら、できるだけ早くご相談ください。

詐欺被害でお困りの方は

今すぐ予約する

まとめ

占い詐欺は、「無料」や「特別」といった言葉で利用者を誘導し、不安や期待を煽りながら課金を続けさせる悪質な手口が特徴です。

しかし、その多くは共通したパターンがあるため、事前に知識を持っていれば被害を防ぐことも可能です。

万が一被害に遭ってしまった場合でも、証拠を確保し早期に対応することで、返金できる可能性があります。

特に弁護士へ相談することで、交渉を有利に進められるケースも少なくありません。

「おかしい」と感じたら放置せず、早めに行動することが大切です。

Bio

弁護士 若林翔

弁護士法人グラディアトル法律事務所代表弁護士。
東京弁護士会所属(登録番号:50133)
男女トラブルや詐欺、消費者被害、誹謗中傷など多岐にわたる分野を手掛けるとともに、顧問弁護士として風俗やキャバクラ、ホストクラブなど、ナイトビジネスの健全化に助力。数多くの夜のトラブルを解決に導いてきた経験から初の著書「歌舞伎町弁護士」を小学館より出版。 youtubeやTiktokなどでもトラブルに関する解説動画を配信している。